2017年01月21日

ふだん使いの器

先日、まるかくの近くの通りを歩いていたときのこと。職人さんが剪定しているヒメシャラの枝がなんともかわいらしいので、声をかけて一枝いただいてきました。

植物に詳しい知人に聞いた話では、名前に沙羅と入っているのは、沙羅の樹と呼ばれるナツツバキより一回り小さな花をつけるから、とのこと。ちなみに仏教の聖樹であるインドの沙羅双樹は、フタバガキ科で寒さに弱いため、日本ではナツツバキやヒメシャラが沙羅双樹にみたてられたのだそうです。

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高田志保さんのジャグにそっと。

土から作られるうつわは、自然が作り出したものと一緒になると、よりいっそう輝きを増すようです。野菜しかり、花しかり。


さてさて、今日はふだん使いにちょうどよい作品のご紹介を。

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こちらは、小石原焼の鬼丸豊喜さんの飯碗。高台が大きくて適度に反っているので、びっくりするほどもちやすいのが特徴。さりげないけれどよく考えられたデザインです。刷毛目、いっちん、三彩と三種類あります。

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鬼丸豊喜 飯碗 φ約11cm×高さ7.5cm ¥1296


いつも粉引をご紹介している荒賀文成さんですが、灰釉や磁器の作品も作っていらっしゃいます。この白磁のつば皿もそのひとつ。銘々皿にするのにちょうどよい大きさ、どんな器とも合う白でありながら、この温かみ。磁器素材のため、とても丈夫なのもうれしいところです。

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荒賀文成 白磁 五寸つば皿  φ17cm×高さ4cm ¥2808

Instagramでも紹介しているこちらの作品も素敵です。茶色が多くなりがちな冬のお惣菜も、ブルーがかった灰釉の碗に盛るだけでテーブルが華やぎます。温かい煮物の取り分けにちょうどよさそうなサイズです。

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荒賀文成 灰釉 取り碗 14cm×12cm×高さ6.5cm ¥2160

気取らず使えるふだん着の器は、いくつあってもよいもの。
寒い日が続きますが、ほっこりと気持ちも温まる器たちをたくさん取りそろえてお待ちしておりますので、ぜひ会いにきてください。
posted by marukaku at 10:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | うつわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月13日

2017年展覧会予定

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ブログでのごあいさつがすっかり遅くなってしまいました。
改めまして、新春のお慶びを申し上げます。

2017年の展覧会情報をお知らせします。

4月  お茶の時間のうつわ展 (3月から変更になりました)
6月  大谷桃子 大胡琴美 二人展
7月  黒木泰等 高田志保 二人展
10月  そば猪口展
12月  山田晶 荒賀文成 二人展

今年は二人展を3回、そして2回の企画展を行います。
このほかにもさまざまな企画をご用意しています!

器まるかくでは、Instagramや英語ブログなどでも情報を発信しています。また、オンラインショップでは作家さんのインタビューや、時節に合わせた器のご提案などの記事なども掲載中。オンラインショップで取り扱いのある商品はすべて店頭でもお買い求めいただけます。

それぞれのリンク先はこちら。

器まるかく オンラインショップ
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本年も器まるかくをどうぞよろしくお願いいたします。

posted by marukaku at 12:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 2017年展覧会予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月25日

お正月の酒器

今年もあとわずかとなりました。まるかくは本日が年内の営業最終日、明日からは伊勢丹に出展します。

伊勢丹の催事では、骨董ともに作家さんたちの酒器もご提案。年末年始の集いにぴったりの片口やとっくり、盃などを多数ご用意しました。一部をご紹介しましょう。

まずは、黒木泰等さん。新入荷の白磁のとっくりとぐいのみ。

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そして、宇宙のような美しいブルーの酒器が届きました。窯変青の片口とぐいのみ、自然光にも映えますが、夜のライトの中ではいっそう華やかに。

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こちらは、高田志保さん。人気の貫入、チタン釉、鉄釉すべての酒器が揃いました。

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荒賀文成さんの粉引、いつもに増して美しいフォルム。

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大胡琴美さんから届いた、新作の焼き締め片口もすてきです。惚れ惚れ。

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杉本太郎さんの片口はこんな感じ。

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ぐいのみがまたなんともいえずキュート!丸紋が内側につながっています。

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そして、山田晶さん。お正月の食卓がいちだんと華やぐことでしょう。

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皆さまのお越しをお待ちしております。

【Isetanのお正月〜新宿えんぎもん市〜】
会期:2016年12月26日(月)〜12月31日(土)
営業時間:10:30〜20:00(12月31日は10:00−18:00)
会場:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5


【年末年始の営業につきまして】

器まるかく(店舗)
年末年始の休業日:12月26日(月)〜1月5日(木)

オンラインショップ
年末年始の休業日:12月25日(日)〜1月7日(土)

■メールでのお問い合わせ
12月26日(水)〜1月5日(木)のお問い合わせにつきましては、1月6日(金)以降の順次ご対応となります。
■お電話でのお問い合わせ
年内は12月25日(木)19:00まで、年始は1月6日(水)11:00からとさせていただきます。

たくさんのお客様と器たちに支えられ、今年も無事一年を過ごすことができました。スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。
posted by marukaku at 16:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢丹 催事 イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月22日

伊勢丹「Isetanのお正月〜新宿えんぎもん市〜」に出店します 12/26〜12/31

毎年恒例、伊勢丹新宿店での催事が始まります。

会期:2016年12月26日(月)〜12月31日(土)
営業時間:10:30〜20:00(12月31日は10:00−18:00)
会場:伊勢丹新宿店本館5階=センターパーク/ザ・ステージ#5

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古伊万里、染付、漆器、印判、ガラス、道具類などの骨董に加え、荒賀文成さん、黒木泰等さん、杉本太郎さん、大胡琴美さん、谷村崇さんなど、まるかくでおなじみの作家さんたちに作っていただいた酒器も合わせて販売します。

まず、骨董から数点ご紹介しましょう。

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淡路島のa平焼、ちょっと珍しい青鎬猪口。現代の食卓にもぴったりの色合いです。

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古き良き時代のエレガントな硝子は、冬の穏やかな日差しによく映えます。

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赤絵五寸皿。江戸後期の伊万里です。お正月にぴったり。数が少なめのため、お早めにどうぞ。

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たっぷりと釉のかかったやわらかな青が美しい八角花文豆皿。江戸中期の三田青磁です。お正月に向けての催事ご紹介なのに、おからの煮物で失礼・・でも、どんなお惣菜にも合う、丈夫で出番の多い骨董です。

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酒器は今年もたっぷりとご用意しています。

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今年は年末の1週間のみの開催です。お正月支度のついでにぜひお寄りください。
posted by marukaku at 20:30| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊勢丹 催事 イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

荒賀文成さんの中国茶器

しっとりとした風合いと、繊細で温かみのあるフォルム。荒賀文成さんの粉引は、一度使い始めるとたちまちその魅力にとりつかれてしまいます。まるかくにも、新作が入るのを首を長くして待っていらっしゃる方、「いろいろ買っても、結局この器ばかり使うことになってしまうのよ」とおっしゃる方が。ああ、長いこと愛され続けている器なのだなあ、と実感しています。

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ここのところ評判なのが、茶器です。中国茶も楽しめるよう、小ぶりに作られています。汲み出し茶碗の形は2種、細長いほうは聞香杯にしてもよいかもしれません。

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フォルムはできるだけろくろの肌感が残るよう、不必要に削らないのが荒賀さんの信条。なんともいえない手の温かみを感じます。そして高台はこんな具合にひと工夫。その美しいバランスに、器好きの心がくすぐられます。
【粉引中国茶汲み出し茶碗】 ¥1,944

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急須の内側は無釉なので、茶渋が気になることもありません。焼き締めの急須のほうがお茶がおいしい、とおっしゃる方にも、このつくりなら納得していただけそうです。

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【粉引中国茶急須】 ¥10,800

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【粉引宝瓶】 ¥8,640

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中国茶だけではなく、日本の緑茶にも。温かみのある粉引の白に緑が美しく映えます。


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実はこの汲み出し茶碗、飯碗と相似形。合わせて使うとまた別の楽しみが生まれそうです。
【粉引飯碗】¥3,024

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例えば向付に。ただのポテトサラダも、なんだかごちそうに見えるのがうれしいところ。

今回ご紹介した荒賀文成さんの粉引は、オンラインショップでもご紹介しています。ぜひご利用下さい。





posted by marukaku at 18:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | うつわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする