
ひな祭りが過ぎ
床の間を模様がえしました
あの存在感たっぷりのおひな様は
四人姉妹の末っ子ちゃんの元へ
無事お嫁入りしました

さてさて
今回の主役は
石でできたブッダヘッド
どこで作られ
どこからやってきたのか
不明なのですが
穏やかで落ち着いた表情をしています

骨董の赤絵皿は
見込みに菖蒲
裏には渦福
赤絵の色が落ち着いていて
形も少し珍しいので人気があり
残り2枚だけになってしまいました
格子模様の蕎麦猪口も骨董のものです
蕎麦猪口の時代を見分けるポイントのひとつとして
高台のめがね底の輪の大きさが挙げられますが
この蕎麦猪口は
めがね底の輪が小さいので
時代が古いものと見受けられます
いろいろな骨董本首っ引きで勉強した限りでは
江戸時代くらいまでは遡るのではないか・・・
と思われます
オーソドックスな古典柄ですが
時代を経てきたぶん風合いが増していて
線がやわらかく
何とも言えない佇まいがあります

こちらは骨董の徳利
独特な雰囲気を持つ三人衆です
色合い風合い共に李朝風
いや、李朝のものなのかもしれませんが
正直なところよくわかりません
胴回りに凹凸がある
このアシンメトリーな立ち姿がすきです
口の部分が欠けてしまっているので
徳利として というよりは
花器として使いたいところ

見込みの菖蒲が見えるように
横から撮ってみました
赤絵のうつわは
土ものや染付のうつわたちの中に
ぽんぽんと数枚置くだけで
雰囲気が締まり
テーブルが華やぎます
この菖蒲のうつわ、とても素敵なのですが
骨董のうつわは作り足しがきかないところが
いいところであり残念なところでもあります
気になる方はお早めにご来店もしくはご連絡ください

<商品詳細>
Budda Head 21000円
菖蒲赤絵皿 3800円
格子柄蕎麦猪口 6000円
徳利 3000円