2009年08月24日

耕窯のうつわ

耕窯1.jpg

早くも風の感触が秋めいてきました
今日この頃

皆様いかがお過ごしでしょうか

先週の初め、待ちに待った
耕窯(こうがま)さんの作品が届きました

耕窯さんは福岡県田川郡にて
ご夫婦で作陶されています

実は、耕窯さんは
「器まるかくのブログを見かけて連絡をくださった作家さん」
第一号なのです

偶然にも同郷(!!)のスタッフは
里帰りを兼ねてさっそく窯を訪ねました

耕窯20.jpg

窯を訪問したのは今年の5月の終わり頃

かわいらしい花瓶に生けてある
ハッとするほどうつくしい山ぼうしに
まず目を奪われました

耕窯22.jpg

窯も、併設されているギャラリーも
ご夫婦自ら手を入れて作ったそうです

耕窯21.jpg

古い家具がしっくりなじむ
静かで落ち着いた雰囲気の
素敵な空間

ここで控えめで穏やかな奥様の沙織さんと
ゆっくりと色々なお話をし
今回まるかくに作品を置いていただく運びとなりました

耕窯2.jpg

今回届いたのは沙織さんの作品です

まずは粉引きの飯椀をご紹介
マットな白で丁寧に仕上げてあります

釉薬の質感といい ほどよい大きさといい
不思議なほど手の中にしっくりなじみます

耕窯3.jpg

胴回りに施された絵柄がいろいろある…
はずだったのですが、配送中に5客ほど割れてしまったようで
この2客だけが何とか難を逃れたようです

他の絵柄も見たかったのですが
また次回のお楽しみに

耕窯4.jpg

次はカップ2種類

背の高いほうはたっぷり飲みたい方におすすめ
内側は白い釉薬がかかっているので、
お茶の色もきれいに映えます

背の低いほうは飲み物にはもちろん
蕎麦猪口に使ったり一人分のおひたしを入れたり
いろいろな使い道があみ出せそう

耕窯6.jpg

こちらはお湯呑み
縁が反っているので
持ちやすいし飲みやすい

まわりはこげ茶色と
内側の真っ白すぎない落ち着いた白の
コントラストが素敵です

耕窯7.jpg

さて
最後に今回スタッフ一押しの作品
リム深鉢です

窯を訪問した際
まずこの子に目がいきました

耕窯8.jpg

このリム鉢はとっても使い勝手のいい一枚だと思います

耕窯9.jpg

真上から見るとこんな感じ

一人分のサラダを盛ってみたり
スープを入れてみたり
お茶漬け用など小丼でもいける

わぁ
いろんな使い方ができそうだなぁ

と想像を掻き立ててくれます

耕窯10.jpg

普段使いのうつわは
「使う」ことに意味があります

使い方をあれやこれやいっぱい想像させてくれるうつわに出逢う
これほどうきうきすることはありません

耕窯13.jpg

ちなみにこのリム深鉢
外側の表面の感じがまた素敵なのです

カップ類の表面のあしらいとはまた違い
土っぽい土器のような風合いを出しつつも
触るととても滑らかで気持ちがいい

底の部分もきちんと処理が施されているので
テーブルを傷つける心配はありません

耕窯14.jpg

まずは何よりサラダを盛りたい
という気持ちを抑えられず
さっそく盛ってみました

ちょうど一人分がきれいにおさまります

耕窯15.jpg

リムの立ち上がりがしっかりありますので
私のように盛り付け方が多少下手でも
きれいに上手に見せてくれます

おすすめです

耕窯さんのホームページはこちら

とっても素敵な空間なのでお近くの方は
ぜひ行かれてみてくださいね

作品についてのお問い合わせは03-3463-3225またはこちらまで

<作品詳細>
粉引き飯碗 11.5cm×5.2cm 1900円
カップ大 9.2cm×7.2cm 1500円
カップ小 6.4cm×8cm 1350円
お湯呑み 5.8cm×10cm 1350円
リム深鉢 16cm×6.4cm 2200円
ラベル:耕窯
posted by marukaku at 13:09 | TrackBack(0) | うつわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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