
早くも風の感触が秋めいてきました
今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか
先週の初め、待ちに待った
耕窯(こうがま)さんの作品が届きました
耕窯さんは福岡県田川郡にて
ご夫婦で作陶されています
実は、耕窯さんは
「器まるかくのブログを見かけて連絡をくださった作家さん」
第一号なのです
偶然にも同郷(!!)のスタッフは
里帰りを兼ねてさっそく窯を訪ねました

窯を訪問したのは今年の5月の終わり頃
かわいらしい花瓶に生けてある
ハッとするほどうつくしい山ぼうしに
まず目を奪われました

窯も、併設されているギャラリーも
ご夫婦自ら手を入れて作ったそうです

古い家具がしっくりなじむ
静かで落ち着いた雰囲気の
素敵な空間
ここで控えめで穏やかな奥様の沙織さんと
ゆっくりと色々なお話をし
今回まるかくに作品を置いていただく運びとなりました

今回届いたのは沙織さんの作品です
まずは粉引きの飯椀をご紹介
マットな白で丁寧に仕上げてあります
釉薬の質感といい ほどよい大きさといい
不思議なほど手の中にしっくりなじみます

胴回りに施された絵柄がいろいろある…
はずだったのですが、配送中に5客ほど割れてしまったようで
この2客だけが何とか難を逃れたようです
他の絵柄も見たかったのですが
また次回のお楽しみに

次はカップ2種類
背の高いほうはたっぷり飲みたい方におすすめ
内側は白い釉薬がかかっているので、
お茶の色もきれいに映えます
背の低いほうは飲み物にはもちろん
蕎麦猪口に使ったり一人分のおひたしを入れたり
いろいろな使い道があみ出せそう

こちらはお湯呑み
縁が反っているので
持ちやすいし飲みやすい
まわりはこげ茶色と
内側の真っ白すぎない落ち着いた白の
コントラストが素敵です

さて
最後に今回スタッフ一押しの作品
リム深鉢です
窯を訪問した際
まずこの子に目がいきました

このリム鉢はとっても使い勝手のいい一枚だと思います

真上から見るとこんな感じ
一人分のサラダを盛ってみたり
スープを入れてみたり
お茶漬け用など小丼でもいける
わぁ
いろんな使い方ができそうだなぁ
と想像を掻き立ててくれます

普段使いのうつわは
「使う」ことに意味があります
使い方をあれやこれやいっぱい想像させてくれるうつわに出逢う
これほどうきうきすることはありません

ちなみにこのリム深鉢
外側の表面の感じがまた素敵なのです
カップ類の表面のあしらいとはまた違い
土っぽい土器のような風合いを出しつつも
触るととても滑らかで気持ちがいい
底の部分もきちんと処理が施されているので
テーブルを傷つける心配はありません

まずは何よりサラダを盛りたい
という気持ちを抑えられず
さっそく盛ってみました
ちょうど一人分がきれいにおさまります

リムの立ち上がりがしっかりありますので
私のように盛り付け方が多少下手でも
きれいに上手に見せてくれます
おすすめです
耕窯さんのホームページはこちら
とっても素敵な空間なのでお近くの方は
ぜひ行かれてみてくださいね
作品についてのお問い合わせは03-3463-3225またはこちらまで
<作品詳細>
粉引き飯碗 11.5cm×5.2cm 1900円
カップ大 9.2cm×7.2cm 1500円
カップ小 6.4cm×8cm 1350円
お湯呑み 5.8cm×10cm 1350円
リム深鉢 16cm×6.4cm 2200円
ラベル:耕窯