
なます皿ってご存知ですか?
漢字で「膾皿」と書きます
「なます」とは皆様ご存知の
紅白なますなどの、なます
生の肉・魚・野菜などをお酢にひたして味付けしたもので
日本で最も古い調理法といわれているそうです

お皿の名称になっているほどですから
なますが当時の食の中心だったのでしょう
お酢の汁気を受けるために
適度の深さをそなえたなます皿
実はこれがとっても使い勝手のいいお皿なのです

何といっても魅力なのが
絶妙な大きさと深さ
一人前のサラダを盛ったり
お刺身を盛ったり
肉じゃがを盛ったり

最近では銘々皿として提供している
お料理屋さんもあると聞きます

少し小ぶりなものでしたら
お鍋のお取皿としても
大活躍まちがいなし

お客様の中には
きれいな赤絵のなます皿に
ビーフシチューを入れておもてなしをして
とても喜ばれました
そうお話してくださったもいらっしゃるくらい
洋食でもどんとこい
頼りになる子なのです
ぜひお見知りおきを
ラベル:骨董