2009年12月03日

松塚裕子 陶展

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日々の生活で使う器を作っています

小さな頃から使い、慣れ親しんできた器は、
そのときに食べた料理のことや、
食卓を包み込んでいたあたたかい空気までもを思いださせてくれます。
カレーにはいつもこの器だったな、とか
野菜いためにはこの鉢がよく使われていたな、とか。


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欠けたり、割れたりして、器のかたちがなくなってしまっても
その器のあったごはんどきの風景は
今も私のなかで大切な思い出として残っています。


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わたしの作るうつわが、だれかの日々にそっと入り込んで、
やがて大切な記憶をつくるかけらとなる。
そんな風に使う人のそばに寄り添ってゆけるものを
作っていけたらいいなと思います。

松塚裕子


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松塚裕子さんの個展が始まっています

早くアップしなくちゃと思いながらも
パタパタパタパタ

まだまだ個展慣れしていないダメ店員ですみません

冒頭は個展スペースにそっと貼られている
松塚さんからのメッセージ

素敵なので載せさせていただきました

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初日に松塚さんのお姉さまからお花が届き
松塚さんもびっくり

シンプルな空間がふうわりと華やぎました

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松塚さんご自身もお花を持参し
うつわとあわせています

たわんだ中鉢はお料理を盛っても花生にも

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今回一番の大物
大きな大きな花生

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浅めの片口は
一人分のチラシ寿司を盛るのに
ちょうどよい大きさ

もちろんお出汁を注げるので
おでんや肉じゃがなんかにもぴったりです

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今回初めて挑戦の型もののうつわ

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しかく
長しかく
楕円
の3種類あります

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重ねるととってもかわいいです

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シンプルで使い易い丸皿や

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その辺の広告紙を使って模様を生み出している
少し深さのあるお皿など

お皿がとっても充実しています

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お客様からご要望があったので
取って付のカップを今回作っていただきました

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お尻がプリッとしていたり
少々メタボ気味だったり
ひとつとして同じ形はありません

手びねりが上達した(本人曰く)らしく
ずしっと重かった以前の取って無しカップよりも
ずっと軽く仕上がっています

取ってのつけ方も絶妙なのか
大ぶりなのに重さを感じません

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渋くて淡いトルコブルーのお皿

前述のマグカップとあわせると
色合いがとてもきれい

これでカップ&ソーサーもいいかもねと
新しいアイデアも生まれそうです

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どこか心地よいゆらぎを感じる
松塚さんの作品

松塚裕子陶展は12/11(金)まで開催しております

お近くにお越しの際は是非お立寄りください


<作品詳細> ※手作りのためサイズは目安です
片口 8925円(14cm×16cm×7.5cm)
おちょこ 3675円(8cm×7cm×6cm)
ゆがみ炭化皿 5040円(φ19cm×4cm)
大鉢 8925円〜10500円(サイズ2種類)
花生 大 52500円(高さ40cm)
片口鉢 5250円(15.5cm×17.5cm×5cm)
皿・しかく 4620円〜5250円
皿・長方形 4830円(13cm×20cm)
リム丸皿 3780円〜5460円
らくがき皿 5880円(φ19cm×4cm)
取手つき白カップ 5250円
皿・みどり 3780円〜4725円
ラベル:松塚裕子
posted by marukaku at 13:41| 展覧会風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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