
堆朱 = ついしゅ
と読みます
昨日に引き続き
常連のお客さまから教えていただきました
堆朱とは
伝統的な漆工芸のひとつで
漆を幾重にも塗り重ねて層をつくり
文様を彫刻する
という技法だそう
中国発祥の技法で
唐の時代からあったとされ
お盆やお箸、器などに
この技法が用いられてきたようです
この子がうつわに混じって入ってきた時は
彫りの入った文鎮だ
程度の認識だったのですが
この文鎮が堆朱という技法で作られているんだ
ということを知るだけで
見方が少し変わってくるから不思議なもの
またひとつ勉強させていただきました
ラベル:骨董