秋のもうひとつの楽しみは、通勤の道すがらや休日のお散歩で見つける身近な山野草です。器を鉢に見立てて寄せ植えにすると、お部屋もぐっと秋らしくなります。
紅葉したヒメツルソバを大谷桃子さんの蓋物に植えてみました。街中でよく見かける草花も、器との組み合わせ次第で華やかに。
大胡琴美さんのブロンズ釉の器に、キンミズヒキとヤクシマススキ、ノコンギクを合わせて。
小割哲也さんの織部の酒器にノコンギクを。秋の花籠のようです。
夕日に輝く河原のエノコログサに魅せられて、アワコガネギクとササリンドウとともに寄せ植えにしました。黒木泰等さんの織部そり鉢が、山野草を上品にまとめてくれます。
なんということのない身近な植物を、お気に入りの器でひと工夫。自然を切り取ってきたかのような景色を生み出す楽しみ、そして、植物と器の組み合わせを迷うのも楽しみのひとつです。
まるかくには、山野草好きのスタッフがおります。よろしければお声をかけてください。