2017年04月04日

田中信彦さんの工房にうかがいました

春風が吹くたびに、草花の香りを感じるころとなりました。ふと道端に目を向けると、からすのえんどう、ムスカリ、華鬘草、らっぱ水仙・・・春が駆け足でやってきたようですね。

埼玉県入間市にある田中信彦さんの工房で、春の出番を待つたくさんの作品に出合いました。

私たちを出迎えてくれたのは、ひとつひとつの工程が丁寧に施され、春霞を思わせる色とりどりの器たち。一段と目を引くコバルトブルーが清々しい印象です。薄手でシンプル、そばにあるだけで華やかな気持ちになります。

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豆片口 φ9cm×H4cm ¥3240
ボウル(手前)φ24cm×H8cm ¥9720 (奥)φ17cm×H18cm ¥5184

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工房には、釉薬をかける前の器がところ狭しと並んでいました。

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ろくろで薄手に引かれた器は、室の中で出番を待ちます。均等にゆっくりと乾くよう、少し湿った室の中でゆっくりと乾燥させるのだそうです。

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こちらは、飛び鉋(とびかんな)が施された器たち。飛び鉋とは、ろくろで回転する作品に鉋の刃先を当てて表面を削る技法です。リズミカルに鉋がはじかれ、連続した模様となります。民藝の器によく用いられるこの技法ですが、田中さんの飛び鉋は一味違います。

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田中さんの手作りの鉋。複雑な模様なのに、道具はこんなにシンプルなのですね!


飛び鉋を施した薄手のプレート。田中さんらしいセンスが光ります。
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フラットプレート(オリーブ、イエロー) φ24cm×H1cm 各¥5184
リム皿 φ24cm×H1cm ¥5184


プレートに銀彩の猪口と花器を乗せてみました。渋い色味ですが、春色です。
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フラットプレート(イエロー) φ24cm×H1cm 各¥5184
一輪挿し φ5.5cm×H5.5cm ¥4860
猪口 φ7.5×H4.5cm ¥3240

かわいい小壺です。小さいのに存在感抜群。
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小壺 ¥4860〜 ¥10800

そば猪口です。でも、それだけの用途ではもったいない!朝食のサラダやフルーツを盛るのはいかがでしょう。
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そば猪口 φ9cm×H7cm ¥3456

マグカップは持ち手の親指がかかる部分に工夫があります。薄手なのにとても持ちやすいのです。色の組み合わせは、まさに田中さんならでは。
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マグカップ φ9cm×高さ9cm ¥3888

筍のおこわが似合いそうなお茶碗。
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飯碗 φ約12cm×H6cm 各¥3780

田中さんの器が、まるかくの店頭にも春を運んできてくれています。ご近所の目黒川の桜もほぼ満開です。お花見の帰りにぜひお立ち寄りください。
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2017年03月27日

お茶の時間のうつわ展(4/15〜)

こちら、何の写真だと思いますか?

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そう、急須の蓋です。4月から始まる企画展向けの商品を検品していて、あまりのかわいさに思わず並べてぱちり。

というわけで、本日は企画展のお知らせです。

【お茶の時間のうつわ展】

日時:   4月15日(土)〜5月14日(日)
参加作家: 荒賀文成 種田真紀 工藤和彦 黒木泰等 高田志保 タナカマナブ 土本訓寛・久美子 矢萩誉大 山崎さおり 山田晶 他 

日本茶用はもちろんのこと、コーヒーや紅茶を楽しむカップ、中国茶器など、たくさんの茶器を準備しています。また、お茶菓子用の小皿やコーヒーメジャー、湯冷ましにちょうどよい片口、骨董の茶托など、お茶の時間を楽しむための小物もお届けする予定です。今回は初の試みとして、オンラインショップでの販売も同時スタートの予定(店頭のみの販売となる商品もございます)。どうぞお楽しみに!



お届けする作品、いくつか先にちらりと。

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こちらが先ほどの写真の本体。益子の山崎さおりさんの茶壷、中国茶用の小さな急須です(両方共に完売)。

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越前の土本訓寛・久美子さんの三島手急須。

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同じく福井県の三国の作家さん、タナカマナブさんからは、こんなにキュートなピッチャーが。

準備が整いましたら、またお知らせいたします。どうぞお楽しみに!


※臨時休業のお知らせ
棚卸しのため、3月29日〜31日まで休業いたします。 ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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2017年03月23日

土っぽさを感じるうつわ

だいぶ春めいてきた今日このごろ。タケノコやウドなど春の味覚も出回り、料理がいちだんと楽しくなる季節です。

春の料理に軽やかな器を合わせるのもよいけれど、芽吹きの季節に自然の偉大さを感じ、逆に土っぽい器を使いたくなる人も多いのではないでしょうか。久しぶりに入荷した田鶴濱守人さんの器を見て、そんなことをふと思いました。

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刷毛目の七寸鉢。土っぽさと明るさが同居、使いやすい一品です。¥7020

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田鶴濱守人さんの黒錆釉、いつもうっとりしてしまいます。写真では分かりにくいのですが、側面が面取された八寸の浅鉢です。¥10260

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落ち葉釉の旅茶碗。よき風合い、そしてとても持ちやすい形。3点のみの入荷です。¥3780

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その他の落ち葉釉、それから枯木釉の作品も入ってきています。一点ものも多いので、ぜひお早めにどうぞ。

さらに、初入荷の作家さんの作品をご紹介しましょう。
町田で作陶をされている池田大介さん。今回入荷したのはモダンな印象も受ける三島手の作品です。

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六寸の三島手浅鉢。和も洋もエスニックも会いそうな風合い。¥3800

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このそば猪口、本当に使いやすい大きさと重さなのです。コーヒーや紅茶を楽しむのにもぴったり。田鶴濱さんの作品とも相性良し。¥2160

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線の1本1本を手作業で掻く三島手のヘリンボーン柄。春野菜との相性、いい感じです。
七寸平皿 ¥4320


※臨時休業のお知らせ
棚卸しのため、3月29日〜31日まで休業いたします。 ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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2017年02月23日

新入荷、再入荷のうつわ

梅や沈丁花の香りが春を教えてくれる今日この頃。暖かくなってくると、なぜかそわそわとして新しいものやことを探しに出かけたくなります。
今日は、新入荷・再入荷の商品をいくつかご紹介しましょう。

まずは、久しぶりの入荷となる福井のタナカマナブさんの作品から。
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いつもながらキュートな一輪挿し。色合いが本当に素敵です。各2484円。

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こちらは初入荷のこつぼ。レトロなシュガーポットのような形にほっこり。4860円。

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キレのよさに定評がある醤油差しも再入荷しています。各4104円。

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お醤油差しとセットで欲しくなってしまう三寸皿。各1296円。

同じく福井の作家さんである土本訓寛・久美子さんからも新作が届いています。

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久美子さん作の箸置き、こちらもひとつとして同じ絵柄はありません。「全部欲しくなってしまう気持ちをどう抑えればいいのでしょう!」とおっしゃるお客様も。長めのものはカトラリーレストとして使ってもよさそうです。各864円。

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三島手作品も一点ものがいくつか届いています。福の字入り、三島手の酒盃(3780円)。珍味入れ(5400円)、片口(4500円)とともに、こちらもコレクションしたくなってしまうかわいらしさです。

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京都の高田志保さんの炭入りやチタン釉の作品が比較的多めに届きました。

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紫色の野菜がこれほど映える器を、他に知りません。高田さんの炭入り楕円鉢。最大幅23cmほどの鉢です。4320円。

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チタン釉の子ども茶碗も入荷。ひら茶碗と比べると、こんな感じの大きさです。

最後に、樋山真弓さんの染付作品を。ご紹介が遅くなってしまい、残数は少なめとなっています。

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蝶形の小付、2300円。

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少し季節先取りのぼたん文小皿、2400円。

春の食卓を彩る器をみつけに、ぜひお出かけください。


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2017年01月21日

ふだん使いの器

先日、まるかくの近くの通りを歩いていたときのこと。職人さんが剪定しているヒメシャラの枝がなんともかわいらしいので、声をかけて一枝いただいてきました。

植物に詳しい知人に聞いた話では、名前に沙羅と入っているのは、沙羅の樹と呼ばれるナツツバキより一回り小さな花をつけるから、とのこと。ちなみに仏教の聖樹であるインドの沙羅双樹は、フタバガキ科で寒さに弱いため、日本ではナツツバキやヒメシャラが沙羅双樹にみたてられたのだそうです。

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高田志保さんのジャグにそっと。

土から作られるうつわは、自然が作り出したものと一緒になると、よりいっそう輝きを増すようです。野菜しかり、花しかり。


さてさて、今日はふだん使いにちょうどよい作品のご紹介を。

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こちらは、小石原焼の鬼丸豊喜さんの飯碗。高台が大きくて適度に反っているので、びっくりするほどもちやすいのが特徴。さりげないけれどよく考えられたデザインです。刷毛目、いっちん、三彩と三種類あります。

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鬼丸豊喜 飯碗 φ約11cm×高さ7.5cm ¥1296


いつも粉引をご紹介している荒賀文成さんですが、灰釉や磁器の作品も作っていらっしゃいます。この白磁のつば皿もそのひとつ。銘々皿にするのにちょうどよい大きさ、どんな器とも合う白でありながら、この温かみ。磁器素材のため、とても丈夫なのもうれしいところです。

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荒賀文成 白磁 五寸つば皿  φ17cm×高さ4cm ¥2808

Instagramでも紹介しているこちらの作品も素敵です。茶色が多くなりがちな冬のお惣菜も、ブルーがかった灰釉の碗に盛るだけでテーブルが華やぎます。温かい煮物の取り分けにちょうどよさそうなサイズです。

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荒賀文成 灰釉 取り碗 14cm×12cm×高さ6.5cm ¥2160

気取らず使えるふだん着の器は、いくつあってもよいもの。
寒い日が続きますが、ほっこりと気持ちも温まる器たちをたくさん取りそろえてお待ちしておりますので、ぜひ会いにきてください。
posted by marukaku at 10:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | うつわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする