2019年09月01日

花とうつわと

ふと秋を感じる瞬間が増えてきた今日このごろ。静かに学びたくなったり、あるいは突然部屋の模様替えをしたくなったり。外に向かっていた気持ちが少しずつ内側に向いていくのがこの季節の特徴なのかもしれません。

さて、まるかくでは、部屋で過ごす時間が増えるこの時期にぴったりの花器を、今年は少し多めに揃えてみました。いくつかご紹介しましょう。


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日ごろから思っていたのですが、高田志保さんの炭入りシリーズほど、ナスの紫やビーツの赤紫が映える器はないと思います。お花も、ビバーナムティナスの紫を合わせてみました。口径が約4cm、高さが12cmと、どんな花も生けやすい大きさです。

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巖田建さんのキュートなフォルムの白磁花器は、アストランチアでさらにかわいらしく。


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小割哲也さんの織部の花器には、花盛りのバジルを。

ところで、

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渋い花器と思いきや、後ろから見るとこんなかわいらしい姿。渋くてキュート、小割さんのお人柄そのもの!という感じです。


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小さな器と花器を合わせるのも楽しいもの。後ろは大胡琴美さんのブロンズ釉シリーズ、手前の角皿は田鶴濱守人さんの作品です。


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そしてこちらは、朽ちた石のような風合いが美しい明主航さんの片口とぐいのみ。しまっておくのがあまりにも惜しい酒器を、花器にみたてて。


去りゆく夏を惜しみながら、器と一緒に秋じたく。そんな気分にぴったりの花器、そして器を揃えてお待ちしております。なお、こちらでご紹介した花器の一部は、まるかくオンラインショップでも取り扱っております。




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2019年06月07日

武相荘の骨董市に出店します(6月9日)

白州次郎・正子ご夫妻のお住まいであった「武相荘」の骨董市に出店します。

器まるかくは今回、たくさんの菓子型をご用意しました。

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 練りきりや干菓子のために、ていねいに職人の手によって作られた菓子木型。いろいろな形があって、見ているだけで楽しくなります。そして、なかなかのお役立ちものでもあるのです!

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例えば、豆皿をのせてテーブルに。(豆皿:コウホ窯、高田志保 参考商品)


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一輪挿しの下に。(花器:タナカマナブ 参考商品)


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お茶タイムのお供にも。

茶器は山崎さおりさんの作品。神泉の店舗で取り扱っています。


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 たくさんのお越しをお待ちしております。

第10回 骨董市のお知らせ(武相荘)
https://buaiso.com/ki/info/event/8445.html

日時:    6月9日(日)10時開場
場所:    旧白州邸 武相荘
       〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号

※骨董市の入場は無料ですが、武相荘内のミュージアムをご覧になる場合にはチケットが必要です。

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2018年12月25日

年末年始の営業と、伊勢丹出展のご案内

早いもので2018年も残すところ1週間となりました。まるかくも本日は年内最後の営業です。

【年末年始の休業のお知らせ】
社員研修や棚卸しなどの事情により、明日12月26日(水)〜2019年1月31日(木)まで神泉の店舗を休業させていただきます。長いお休みとなり、ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、オンラインショップは、お届けまでにいつもより少しお時間をいただきますが、1月中も配送いたします。詳しいスケジュールはこちらでご確認下さい。

明日、12月26日(水)からは新宿伊勢丹の展示が始まります。

【楽飾楽市〜エンギモン〜】

場所:伊勢丹新宿店本館5階 センターパーク/ザ・ステージ♯5
日程:12月26日(水)〜31日(月)
出展:古伊万里、染付、漆器、ガラス、道具類などの骨董、作家ものの酒器など


伊勢丹で販売する商品をいくつかご紹介しましょう。

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最近手に入りづらくなっている「通りもん」を仕入れることができました。通りもんとは、揃いで作られた器のこと。この珍しい緑釉の伊万里、東日本の豪商が特注であつらえた品だそうです。こちらの写真には入っていないアイテムもありますが、7寸皿、4寸皿、なます皿、向付、飯碗、など全部で8種類が揃っています。

お正月の祝い膳にはもちろん、ポタージュや中華料理などにも似合いそうです。

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お正月には欠かせない重箱も入荷しています。鳳凰と桐の蒔絵が美しい四段重、通常のお重より小ぶりで、少人数の家族で過ごすお正月にはちょうどよいサイズです。

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さて、この小布、何だか分かりますか?
和更紗の見本帳をほどいてみたら、器のあしらいにぴったりなので、今回の伊勢丹では1枚ずつ単品で販売します。
インドや東南アジアの染織物に「更紗」という美しい漢字を当てはめ、慈しんできた日本人。その憧れから生まれた型染の和更紗は、ほっこりと愛らしく、ユニークな文様が多いのが特徴です。

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こちらはたいへん珍しい一品。平賀源内の指導によって始まった源内焼は、とても軽くて軟らかい独特の風合いの陶器です。縁起のよい軍配形、お正月のちょっとした飾りやテーブルの彩りにいかがでしょうか。

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漆器類も充実しています。こちらはDMでご案内したお猪口です。


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江戸時代の根来のお膳も入荷しています。

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写真では魅力を伝えきれない数々の品をご用意して、新宿伊勢丹5階で明日からお待ちしております。お買い物のついでにぜひお立ち寄りください。
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2018年05月04日

運天達也 山のカタチ

日々の生活の中で、皆さんは木の器をどのくらいお使いでしょうか。「熱いお料理を盛り付けても大丈夫?」「洗ったあとはどんなお手入れが必要?」店頭でもそんな声を聞きます。陶磁器に比べ、扱いが難しいと感じる方も多いのかもしれません。

大分の竹田市で制作されている運天達也さんの器。木材のありのままの姿を受け止めたような器を見ていると、日々の暮らしの中にぜひ取り入れたくなります。現在入荷している作品を、使い方のちょっとしたコツとともに紹介しましょう。


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材:クス  仕上げ:渋墨  Φ31cm×高さ7cm

渋墨とは松煙を柿渋と合わせたもので、色に奥行を与えるとともに、防腐・防虫効果があるそうです。最初は熱いものや水分の多いものは避け、サラダなど油が適度に含まれているものから使い始めるとよいとのこと。

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大きめの器は存在感抜群です。


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木材の自然なかけも個性として受け止めて。


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(右)材:イチョウ 仕上げ:渋墨、木灰、エゴマ油  Φ32cm×高さ4cm
一枚一枚、木の表情を見ながら仕上げの工程を決めていくのだそうです。

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すっきりとした薄さも魅力です。


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材 : クス 仕上げ : 渋墨 柿渋 Φ28cm×高さ7cm


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自然なカタチは唯一無二ですね。


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材 : クス 仕上げ : エゴマ油 Φ30cm×高さ4cm
エゴマ油は中に浸透して固まり強度を増す働きがあります。

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しっとりとした木目が魅力です。


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材 : イチョウ 仕上げ : 渋墨 柿渋 Φ28cm×高さ3cm


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春の山菜 こごみのお浸しを盛り付けて。


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材 : イチョウ 仕上げ : 渋墨 木灰 柿渋


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材 : クス 仕上げ : エゴマ油
Φ32cm×高さ4cm


いずれも、轆轤引きの作業の中で現れた一期一会の表情を大切にした作品です。本来なら敬遠されがちな木の節や裂け、歪みを個性ととらえた作品は、完全でないことの美しさを見い出しているように感じます。

店頭では、お手入れのご案内もしておりますのでお気軽にお声がけください。
ご来店お待ちしております。

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2018年03月06日

春色のうつわ

ようやく春到来。花粉が舞おうと風が吹こうと、ときどき寒さがぶり返そうと、やっぱり気持ちが浮き立つ季節です。まるかくの店頭もだいぶ春らしくなってきました。

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この季節になると気になるのが、水彩画のような田中信彦さんの器。花曇りの空を思わせるマグカップは、モーニングコーヒーにぴったり。ハーブティーも似合いそうです。新入荷した運天さんの木皿には春野菜のサラダ・・などなど、新しい器が目の前にあると、朝ごはんひとつ考えるのも楽しくなります。

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そば猪口としても、カップとしても使えるこちらの形も魅力的。

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おしりの銘がまたかわいいのです。田中信彦さんのNOBU。

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今回、こんなキュートな青色のポットも入荷しています。

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福井県のタナカマナブさんからは、珍しい瓶ものや定番のお醤油差しが届きました。レトロな形がなんともかわいい!

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瓶のフタはこんな感じ。

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人気のマグカップも届いています。

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さて、こちらは小割哲也さんの足つき角皿。今だけの味わい、たらの芽の天ぷらをのせて。季節を問わず使える信楽ですが、旬のものをいただくときにこういう器があると、俄然気分があがります。

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同じく小割さんのフリーカップ。花見酒によし、コーヒーカップとして使うもよし。

このほかにもさまざまなタイプの器をご用意しています。ぜひお立ち寄りください。
posted by marukaku at 19:05| 東京 ☀| Comment(0) | うつわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする