2020年01月10日

土本訓寛・久美子×蝶野秀紀 展覧会のお知らせ

松の内を過ぎても穏やかな天気が続き、気持ち華やぐ新春です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、器まるかくでは、2020年は5回の個展を企画しています。トップバッターは、3年ぶりとなる土本訓寛さん&久美子さんと、初登場の蝶野秀紀さんです。

土本訓寛・久美子 × 蝶野秀紀 展
2020年2月1日(土)〜2/11(火)
※作家在廊日 2月1日、2日


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土本訓寛 Domoto Michihiro
1979年福井県高浜町生まれ。木工芸を家業にする家で育つ。岡山県吉備高原学園高等学校陶芸コースで2年間備前焼を学ぶ。1998年、福井県工業技術センター窯業指導所でロクロ研修を修了。2001年より越前町にて薪窯を使った制作を始める。主に焼き締め、三島手の器を制作。

土本久美子  Domoto Kumiko
1976年広島県生まれ。幼少より絵を描くことを好む。宝塚造形大学でビジュアルデザインを学ぶ。2000年、福井県工業技術センター窯業指導所修了。2004年より越前町にて薪窯での焼き物作りを始める。主に象嵌の技法による器を制作。

まるかくでは不同の人気の土本訓寛・久美子さん。今年の展覧会ではどんな作品が登場するでしょうか。今から楽しみでなりません。

※2017年個展時のインタビュー記事はこちらです。

「仕事場を訪ねて」


蝶野秀紀  Chono Hideki

1971年京都生まれ。2001年、石川県挽物轆轤技術研究所入学。2005年に同研究所を卒業、石川県山中に「工房 息吹木」設立。2007年以降、各地で個展やグループ展を行っている。2009年4月より広島に工房を移し活動中。

※蝶野秀紀さんは、木と漆のうつわ作家さん。素材の選定から型づくり、漆塗りまですべてご自身で手がけています。広葉樹の木目や和紙の素材感を活かしたうつわは、従来の漆器とはまた異なる魅力に満ちあふれています。

お三方とも、2月1日、2日に在廊予定。ぜひお立ち寄りください。


posted by marukaku at 13:33| 東京 ☀| Comment(0) | 展覧会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月28日

冬期休暇のお知らせ

今年も残すところあとわずかとなりました。この週末はお正月準備でお買い物、という方も多いと思います。
まるかくの営業は明日12月29日(日)まで。お客様をお迎えするときや大勢で集まるときにぴったりの器を、今年もたくさん揃えました。骨董の重箱やお椀なども充実しております。ぜひお立ち寄りください。


年末年始の休業は、以下の通りです。
2019年12月30日(月)〜2020年1月5日(日)まで
なお、オンラインショップの配送スケジュールにつきましては、こちらをご覧下さい。

今年もたくさんのお客様と器に恵まれ、無事に1年を過ごすことができました。スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。


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posted by marukaku at 15:31| 東京 ☀| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月01日

花とうつわと

ふと秋を感じる瞬間が増えてきた今日このごろ。静かに学びたくなったり、あるいは突然部屋の模様替えをしたくなったり。外に向かっていた気持ちが少しずつ内側に向いていくのがこの季節の特徴なのかもしれません。

さて、まるかくでは、部屋で過ごす時間が増えるこの時期にぴったりの花器を、今年は少し多めに揃えてみました。いくつかご紹介しましょう。


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日ごろから思っていたのですが、高田志保さんの炭入りシリーズほど、ナスの紫やビーツの赤紫が映える器はないと思います。お花も、ビバーナムティナスの紫を合わせてみました。口径が約4cm、高さが12cmと、どんな花も生けやすい大きさです。

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巖田建さんのキュートなフォルムの白磁花器は、アストランチアでさらにかわいらしく。


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小割哲也さんの織部の花器には、花盛りのバジルを。

ところで、

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渋い花器と思いきや、後ろから見るとこんなかわいらしい姿。渋くてキュート、小割さんのお人柄そのもの!という感じです。


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小さな器と花器を合わせるのも楽しいもの。後ろは大胡琴美さんのブロンズ釉シリーズ、手前の角皿は田鶴濱守人さんの作品です。


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そしてこちらは、朽ちた石のような風合いが美しい明主航さんの片口とぐいのみ。しまっておくのがあまりにも惜しい酒器を、花器にみたてて。


去りゆく夏を惜しみながら、器と一緒に秋じたく。そんな気分にぴったりの花器、そして器を揃えてお待ちしております。なお、こちらでご紹介した花器の一部は、まるかくオンラインショップでも取り扱っております。




posted by marukaku at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | 花 × まるかく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月07日

武相荘の骨董市に出店します(6月9日)

白州次郎・正子ご夫妻のお住まいであった「武相荘」の骨董市に出店します。

器まるかくは今回、たくさんの菓子型をご用意しました。

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 練りきりや干菓子のために、ていねいに職人の手によって作られた菓子木型。いろいろな形があって、見ているだけで楽しくなります。そして、なかなかのお役立ちものでもあるのです!

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例えば、豆皿をのせてテーブルに。(豆皿:コウホ窯、高田志保 参考商品)


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一輪挿しの下に。(花器:タナカマナブ 参考商品)


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お茶タイムのお供にも。

茶器は山崎さおりさんの作品。神泉の店舗で取り扱っています。


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 たくさんのお越しをお待ちしております。

第10回 骨董市のお知らせ(武相荘)
https://buaiso.com/ki/info/event/8445.html

日時:    6月9日(日)10時開場
場所:    旧白州邸 武相荘
       〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号

※骨董市の入場は無料ですが、武相荘内のミュージアムをご覧になる場合にはチケットが必要です。

posted by marukaku at 11:36| 東京 ☀| Comment(0) | うつわ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

年末年始の営業と、伊勢丹出展のご案内

早いもので2018年も残すところ1週間となりました。まるかくも本日は年内最後の営業です。

【年末年始の休業のお知らせ】
社員研修や棚卸しなどの事情により、明日12月26日(水)〜2019年1月31日(木)まで神泉の店舗を休業させていただきます。長いお休みとなり、ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、オンラインショップは、お届けまでにいつもより少しお時間をいただきますが、1月中も配送いたします。詳しいスケジュールはこちらでご確認下さい。

明日、12月26日(水)からは新宿伊勢丹の展示が始まります。

【楽飾楽市〜エンギモン〜】

場所:伊勢丹新宿店本館5階 センターパーク/ザ・ステージ♯5
日程:12月26日(水)〜31日(月)
出展:古伊万里、染付、漆器、ガラス、道具類などの骨董、作家ものの酒器など


伊勢丹で販売する商品をいくつかご紹介しましょう。

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最近手に入りづらくなっている「通りもん」を仕入れることができました。通りもんとは、揃いで作られた器のこと。この珍しい緑釉の伊万里、東日本の豪商が特注であつらえた品だそうです。こちらの写真には入っていないアイテムもありますが、7寸皿、4寸皿、なます皿、向付、飯碗、など全部で8種類が揃っています。

お正月の祝い膳にはもちろん、ポタージュや中華料理などにも似合いそうです。

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お正月には欠かせない重箱も入荷しています。鳳凰と桐の蒔絵が美しい四段重、通常のお重より小ぶりで、少人数の家族で過ごすお正月にはちょうどよいサイズです。

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さて、この小布、何だか分かりますか?
和更紗の見本帳をほどいてみたら、器のあしらいにぴったりなので、今回の伊勢丹では1枚ずつ単品で販売します。
インドや東南アジアの染織物に「更紗」という美しい漢字を当てはめ、慈しんできた日本人。その憧れから生まれた型染の和更紗は、ほっこりと愛らしく、ユニークな文様が多いのが特徴です。

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こちらはたいへん珍しい一品。平賀源内の指導によって始まった源内焼は、とても軽くて軟らかい独特の風合いの陶器です。縁起のよい軍配形、お正月のちょっとした飾りやテーブルの彩りにいかがでしょうか。

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漆器類も充実しています。こちらはDMでご案内したお猪口です。


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江戸時代の根来のお膳も入荷しています。

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写真では魅力を伝えきれない数々の品をご用意して、新宿伊勢丹5階で明日からお待ちしております。お買い物のついでにぜひお立ち寄りください。
posted by marukaku at 14:12| 東京 ☀| Comment(0) | 催事・イベント予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする